ライフジャケットはなぜ必要?
こんにちは!
GOODTIMESのリーです!初めましてのブログでございます!
今回はライフジャケットの必要性についてお話ししたいと思います。
私達が活動している琵琶湖をはじめ、海、川、池などで遊ぶ際、ライフジャケットを着用しておらず、人の命を奪う事故が多発しています。
「泳げるから大丈夫!」「カッコ悪いから着たくない」「ライフジャケット持ってない」等様々な理由があると思います。
もちろんお気持ちわかります!私もそうでした!この仕事を始めるまでは!!!
しかし、水上は陸上とは全く違います。自分が想定していなかった事故が起こることもあります。
皆様が安全に楽しく水上活動できるように、ライフジャケットの必要性、重要性をお伝えできればと思います。
サンセットサップツアー at 琵琶湖マリオットホテル
ライフジャケットって何?
まず、ライフジャケットって何?というところからお話しします。
一言で言うと「浮力」です。ライフジャケットを着ることにより、落水しても沈む事なく、呼吸困難になるのを防ぎます。また頭や体を打ちつけて怪我をしていても、ライフジャケットを正しく着けていれば必ず体は浮きます。それにより発見も早めてくれます。
では着ていなかった場合どうなるのか。
答えは上の逆です。浮力をつけていないということは沈んでいきます。
頑張って泳ごうと試みると思いますが、焦りなどでパニック状態に陥り体力が無くなり、次第に呼吸も出来なくなり溺れてしまいます。その時間が長ければ長いほど助けも遅れますし、命の危険もあります。
何も身に着けていない状態の人の体はほぼ浮きません。人間の身体の浮力は、息をたくさん吸っていても水の上に出るのは体のたった2%。直立姿勢だと頭頂部がわずかに見える程度で、手を上げてしまうと体は完全に水の中です。
水上、水中には眼に見えない危険があります。
水上には建物等、風を遮るものがありません。風向きにもよりますが、泳いでいて沖に流される、サップやカヤックなどに乗っていた場合横転し、そのまま流されてしまうこともあります。
晴れていても天気が急変することだってあります。自分の体調が悪くなったり、一緒に遊んでいた仲間がそうなる場合もあります。
そんなもしもの場合の時のためにも、ライフジャケットという安心安全装備を身につけていただきたいです。
ライフジャケットの選び方
ライフジャケットには大きく分けて二種類あります。
①チョッキ式
まず一つ目はチョッキ式です。皆さんもライフジャケットといえばこれを思う方がほとんどだと思います。GOODTIMESもこのタイプのライフジャケットを使用しています。
最初から浮ける状態で着用するので、これを着ていれば安心感がありますね。
子供用また紐付きライフジャケット
お子様用には股紐が付いている物もあり、水中でずれないようになっています。
体重15k〜25k用ライフジャケット
物によってはポケットが付いているものもあるので便利です。
②ベルト式
もう一つがベルト式です。着るのではなく、腰に巻きつけるタイプです。
コンパクトで上半身も動きやすく邪魔にならないです。落水した際、自動で膨らむ(自動式)か、もしくは自分で紐を引っ張る(手動式)かです。この手動式タイプは落水時の冷静さが必要になります。また自動式でも膨らむと思っていてもなんらかの不具合が起き、膨らまないということも可能性としてはあり得ます。
知っている方も多いと思いますが、この2023年4月に京都の保津川下りで事故がありました。乗船していた方全員、ベルト式のライフジャケットを着用されていました。
しかし、テレビでのインタビューで落ちた時はパニック状態になり、紐を引っ張るところではなかったと仰っていました。
着用していたライフジャケットは膨らまず、亡くなられた方もいらっしゃいます。心よりご冥福をお祈りいたします。
どちらを選ぶのも個人の自由ですが、もしも!の時を考えて自分に合うものを選んでいただきたいです。
まとめ
今回はライフジャケットの必要性と重要性をお話ししました。
私自身、この仕事を始めるまではライフジャケットを着る機会もなければ、その機能性を確かめることも無かったです。
しかし、実際着用し「浮く」という安心感と、お客様をレスキューする際に、安心してレスキューができるという経験をし、その重要性を実感する事ができました。
普段活動している琵琶湖では足がつかないところが多いです。足がつかないということは恐怖心を抱きますが、ライフジャケットを着ていればそのような場所でも安心して活動できます。
ライフジャケットはスポーツ用品店、ショッピングモール、ECサイト等で販売しています。
GOODTIMESでも販売しておりますので、お問合せください。
値段はピンキリですが、安価なものだと3,000円程で手に入ると思います。シンプルなものもあればデザイン性の高いものもあります。派手なデザインは水上でも見つけやすいですね!!
気温も暖かくなり、夏が近づいてきますね。それと同時に事故も増えていきます。自分だけではなく、家族、友人、パートナー、周りの方々にライフジャケット着けよう!と一言おっしゃっていただければ嬉しいです。
自分の命は自分で守りましょう!
安全で楽しく水上活動出来るように、心がけていきましょう!
GOODTIMES琵琶湖サップツアー(松の浦水泳場)
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